おうちで酵母を作るのに最適な季節になってきました。
天然酵母作りに興味が湧いている方、是非挑戦してみましょう!
私はもともと市販のドライイーストでパンを作ることを楽しんでいましたが、ある時から天然酵母作りに興味を持つようになりました。大学時代、男の子の後輩が天然酵母で作ったパンをプレゼントしてくれたのです。正直、そのパンの味というのは記憶にないのですが、天然酵母を家で作ることができる、そしてその酵母を使ってパンを焼くことができるということに衝撃を受けたのを覚えています。
それから月日が経ち、私も突然酵母を作ってみよう!と思い立ち、酵母作りに挑戦することにしました。
初めての酵母作りはとても上手くいき、成功したことでパン作りが一段と楽しくなりました。もしその時失敗していたら、おそらく二度と挑戦していなかったでしょう笑
では早速、酵母作りの説明をしていきます。
準備するもの
- ガラス瓶
- ラップ
- 輪ゴム
- レーズン(オイルコーティングされていないもの)
- 水
作り方
1.ガラス瓶を煮沸消毒する
大きめの鍋に湯を沸かし沸騰させます。
そこへ瓶を投入し、全体を満遍なく湯に浸からせます。
5分ほどたったら、トングなどを用いて瓶を取り出し、瓶を冷まします。
2.ガラス瓶にレーズンと水を入れる
レーズンを、ガラス瓶の3分の1のラインくらいまで入れます。そしてその次に、お水をガラス瓶の3分の2のラインくらいまで入れます。残りの3分の1は、空気が入っている状態です。
空気がある=酸素がある ということです。
酵母作りには酸素が必要ですので、空気のスペースは作ってあげましょう。
3.蓋をしてしっかり振る
ラップを蓋の代わりにします。ガラス瓶の口にラップをしっかり密着させ、輪ゴムで留めます。そして漏れないようにしっかりと持ち、瓶を揺らすように振ります。
瓶の蓋がある場合は使用しても構いませんが、煮沸消毒をしっかりと行ってください。
ラップは消毒の必要がないのと、毎回変えることで衛生面を保てますのでおすすめです。
4.毎日観察する
毎日ラップをとり、中身を観察します。また新しいラップで蓋をし、輪ゴムで留め、全体を振ります。この作業を毎日繰り返します。
毎日蓋を開けることで、酸素に触れさせることができます。地味ですが大切な作業です。
私が過去に作った酵母を画像で紹介しますね。
初日の写真。お水の量多めでスタートしています。
レーズンがお水を吸収し膨らんできています。
段々とレーズンが浮き上がってきました。
お水の部分が濁ってきています。
レーズンが全部浮きました!
泡が発生し、瓶の底に酵母が溜まりました。完成!
上手くいけば、レーズンの周りからぷくぷくと泡が発生し、浮き上がってきます。液体部分は濁り、酵母が含まれるオリが発生します。
温度が高いとカビが発生しやすくなるので要注意です。
酵母を育てるのに最適な温度は23〜26度です。暖かくなってきて酵母作りには最適です!
是非挑戦してみてください。
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